虫歯や歯周病からお口を守る静岡駅前の歯科医院
〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町6-11 イチセビル5F
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BLOGこんにちは!
今回の記事ではインプラントの治療方法についてご紹介します。
前回は、インプラントと差し歯の違いについて解説しました。
今回は、差し歯における注意点を紹介します。差し歯の場合に起こりやすい「歯根破折」の原因や症状、破折を起こさないためのポイントなどを解説します。
歯の割れやヒビといったトラブルは、いつ自分の身に起こってもおかしくありません。今は健康な状態を維持できている方も、何かあったときにすぐ対処できるよう理解しておきましょう。
差し歯は、いわゆる「歯をクサビのようにして歯根へ差した状態」です。強く噛んで負担がかかると、歯根が割れて使えなくなる恐れがあります。
根の部分が割れると、抜歯を余儀なくされます。厚みがない場合はどうしても割れやすくなるため、慎重な土台選びが重要です。保険適用で用いられるのは金属製の土台ですが、自費診療でファイバーコアなどのしなやかな素材を選ぶのも一つの方法です。
また無意識に起こる歯ぎしりも、負担を与える大きなきっかけとなります。就寝中に歯を守ってくれる、マウスピースなどを装着するとよいでしょう。
歯根破折とは、歯にヒビが入ることです。
神経を取り除いて時間が経過した場合、残存歯の厚みが不足していると歯根が弱くなり、割れや破折につながりやすくなります。細菌感染を起こして脆くなった歯も、同様に破折しやすくなるでしょう。
歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖がある方、硬いものを食べる機会が多い方は割れや破折を引き起こす可能性が高まります。また入れ歯やブリッジの支えになっている歯も、気を付けた方がよいでしょう。日常生活における転倒や事故にも注意してください。
不適合な土台や詰め物を用いると、応力(外部からの刺激があった際に内部で発生する力)が集中して割れや破折が起こりやすくなります。過度な応力が受ける根管治療も、例外ではありません。
神経が残っている歯が割れると、初期の段階では少しだけしみたり痛んだりします。しかし進行するにつれて痛みが増し、何もしていない状態でもズキズキと痛むようになります。次第に我慢できなくなるでしょう。
抜髄済みの場合は、破折したところから細菌が侵入して歯肉に症状が現れます。腫れたり膿んだり、噛んだときに違和感がある場合は症状が進行しているサインです。
割れやヒビは、時間をかけてじわじわと生じるわけではありません。食事中や就寝中、転倒したときなどに突然起こります。今のところ適切な治療方法は確立されておらず、理由に関係なく抜歯を余儀なくされてしまいます。信じられない話かもしれませんが、これが現実です。
歯を失くす理由として、最も多いのが「歯周病」の42%です。次いで「むし歯」が32%、「歯根破折」が11%、「矯正」が1%となっています。その他の理由が13%です。
ただ近年は、定期検診の普及などによって口腔トラブルを予防しやすい環境となっています。今後は、破折で歯を失う人の割合が増えていくかもしれませんね。
どのような理由にせよ、歯を失くすことがないよう日頃から注意しましょう。抜歯は怖いかもしれませんが、違和感が生じたときは早めに受診してください。
先述した通り、歯根にヒビが入った場合は原則として抜歯を余儀なくされるのが現状です。
ただ割れた部分によっては、そのまま保存することも可能です。具体的には2本の根を残したまま奥歯の根が破折したケースで、割れた根の側を抜いて一方の歯根を活かす処置が取られます。
また、歯根部ではなく歯冠部(歯根の若干上の部分)で割れたときも、被せ物の装着や根管治療によって保存できる可能性があります。
いずれにせよ、治療前に綿密な診査と診断を受けることが大切です。抜歯の必要性や残すメリットなどを確認した上で、どうすべきか検討してください。
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処置が怖いからといって、放置するのは厳禁です。保存できる可能性を低下させ、周りの歯にまで悪影響を及ぼす恐れがあるからです。強い痛みがなくとも、いつもと違うな、おかしいなと感じたら早急にかかりつけ医で診てもらいましょう。
静岡にお住まいの方は、静岡駅前歯科クリニックへぜひご相談ください。待合室や各ユニットに空気清浄機を設置、定期的な消毒と換気により感染予防対策は万全です。ご希望の方には、次亜塩素水を差し上げております。安心してご来院ください。
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