
舌の位置ってどこ?
・・・more
ピッカピカ☆健康なお口に!
・・・more
ブログ
BLOG こんにちは!静岡駅前歯科クリニックDHの寺本です。
日中の厳しい暑さも少しずつ和らぎ、夏の終わりが感じられるようになりました。皆さんも気温の変化に気を付けてお過ごしください。
さて、今回はキシリトールガムの効果についてお話したいと思います。皆さん、キシリトールにはお口の健康を守ってくれる色々な効果があることをご存知ですか?今回は大まかに2つに分けてご紹介します。
1:むし歯菌の栄養源にならない
むし歯の原因になる菌は食べ物の中に含まれる、「糖」を栄養源とし、酸を作り、歯を溶かします。これがむし歯です。キシリトールは代用甘味料のなかでも、むし歯菌の栄養源となる「糖」を持ちません。そのため、むし歯の原因になりません。しかし、これはシュガーレスで糖類が0のものに限ります。少しでも「糖」が含まれていても、それをむし歯菌が栄養源としてしまうためです。
2:むし歯になりにくい環境をつくる
唾液はむし歯菌が作りだす、酸を中和し、歯が溶けることを防ぎます。また、再石灰化という作用により、溶け出た歯の成分の一部は元に戻ってきます。そのため、お口の乾きやすい方は、唾液の出る量が少なく、十分に酸を中和できず、むし歯になりやすくなります。ガムをかむことで唾液の出をよくし、またキシリトール自体にも歯垢(細菌のかたまり)の中のショ糖を分解する酵素の働きを阻害するため、酸ができにくくする働きがあります。
すこしは参考になったでしょうか?お口が乾きやすい方、口寂しく、飴などをなめてしまったり、間食が多い方はこれを機にキシリトールガムを食べてみるのはいかがでしょうか?また、食後にキシリトールガムをかむことで、お口の中が酸性の状態から回復する時間も短縮されることが分かってきました。キシリトールガムはあくまで「むし歯の原因にならない」こと、「むし歯になりにくい環境をつくる」はたらきがあるのであって、むし歯を完全に防ぐことはできません。日頃の食習慣と歯磨きを気を付けることが虫歯予防で1番重要です。その上でキシリトールガムを効果的に使うと、むし歯になるリスクがぐっと減ります。しかし、1度にたくさん噛んでも効果はあまり変わらず、逆にお腹がゆるくなる原因にもなるため、用法、用量をきちんと守った上で使用してみてください。
TEL054-251-8400
〒420-0857
静岡県静岡市葵区御幸町6−11 イチセビルディング5F
静岡駅・新静岡駅から徒歩2分の歯医者です。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ● | ● | ● | ☓ | ● | ● | ☓ |
14:00~18:00 | ● | ● | ※ | ☓ | ● | ● | ☓ |
休診日 / 木曜・日曜・祝日
※ 水曜日午後は15:00~18:00
※ 祝日のある週、土曜が休診日の週の木曜は診療いたします