アルツハイマーと歯周病は関係があった!?

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カテゴリ:院長・スタッフブログ

アルツハイマーと歯周病は関係があった!?

みなさんこんにちは!静岡駅前歯科クリニックの歯科衛生士の増尾です!
6月も半ばになり、梅雨にはいりましたね!
ムシムシ、ジメジメ、または肌寒かったりと体調管理が難しいじきですので、みなさん、お身体には気をつけてお過ごしください!

今日はアルツハイマーと歯周病菌の関係性についてです!
みなさんもご存じの通り、歯周病菌は全身に様々な影響を及ぼすと言われてきました!
糖尿病、心臓疾患、動脈硬化、肥満、低体重児出産、慢性関節リュウマチ、骨粗しょう症、そして、アルツハイマーにも関係していと言われています!いわゆる感染症です!

アドバンスサイエンス誌の2019年1月23号に、アルツハイマー病と歯周病の深い関わりが明らかになったという論文が掲載されています。
アルツハイマー病の患者さんと健康の患者さんの脳を比べた時、アルツハイマー病の患者さんの海馬(記憶をつかさどる部分)にだけ、PG菌が出す酵素がみつかったそうです!
脳内に異常なタンパク質であるアミロイドβが溜まると、記憶障害などを引き起こし、アルツハイマー型認知症につながると言われています。
PG菌で発生するアミロイドβは脳内でも作られますが、全身に広がったPG菌の作用で、脳外部からもアミロイドβを脳内に取り入れてしまうことが明らかになりました。
PG菌とは歯周病の病原菌で最も有害な菌と言われています!
歯周病の人の歯周ポケット内は、粘膜が剥がれて、潰瘍状態になっています・・・。そして、バイオフィルムがあると、外から入ってくるばい菌がペタペタと張り付きやすくなります。また潰瘍上の粘膜の傷がそのまま歯周病菌にさらされているので、悪い菌が体内に入りやすくなっているのです・・・。
PG菌は恐ろしいテロリスト!とも言われています・・・。
普通の傷ならば自然とふさがるのに、なんで、歯周病の傷は治らないのでしょう?
それはプラークの中にいるPG菌が傷口が塞がらないよう邪魔をし、さらに出血させるよう働くのです!
そして、PG菌は血液中の鉄分を栄養としているため、出血を促して吸血鬼のような菌です!
それだけでなく、免疫細胞に攻撃させると自分が消滅する際に毒素をまき散らし、健康な歯周組織も傷つけるというまさにテロリストのような悪玉菌です!
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歯ブラシをすると、プラークがバラバラになり、PG菌を減らすことができますが、この菌は常在菌なので、きれいにプラークコントロールをしても3日くらいするとまた発生してきます。
全くPG菌をなくすことは不可能なのです・・・。

ですから、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けて、口腔内の菌の数を減らして、お口だけでなく、全身の健康を保ちましょう!

メンテナンスに関してご相談があればお気軽にお電話下さい。

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