インプラント治療後、メンテナンス通っていますか?

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カテゴリ:院長・スタッフブログ

インプラント治療後、メンテナンス通っていますか?

みなさんこんにちは!
静岡駅前歯科クリニックの湯本です。

いよいよ本格的に夏本番ですね🌞
みなさんいかかがお過ごしですか?
夏バテ、熱中症にはくれぐれも気を付けてくださいね!

当院ではインプラント治療の専用処置室も完備しており、他院では治療ができなかったという患者様なども含め、多くの方のインプラント治療を行っています。
歯を失ってしまった部分に対して、今後一生付き合っていく歯ですので、見た目の美しさや機能を十分に活かせるよう、患者様に満足していただくためインプラント治療に努めております。
ですが、みなさんインプラント治療後のメンテナンスを忘れてはいませんか?
人工歯であるインプラントもご自身の歯と同じように定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病にはなります。それは「インプラント周囲炎」といってインプラントの歯周病です。
また、噛む力によってインプラントのネジが緩んだり、人工歯が欠けたりとインプラント自体がダメージを受けることもあります。
「痛みがないから」「違和感がないから」とメンテナンスに通っておらず、異常を感じてから来院されても対応が難しいこともあります。最悪の場合、インプラントが抜け落ちてしまうことにもなりかねません。インプラントを長持ちさせるためにもインプラントの健康状態や日頃のケアができているかチェックすることが大切です。

それでは、なぜインプラントはそういったトラブルが起こりやすいのでしょうか?
それは天然歯とインプラントとの違い、天然歯と比べ、いくつか弱点があるからです。

一つ目の違いは、「歯茎の線維のバリアがない」ことです。天然歯はこの繊維により歯茎と歯が強く付着し、体内への細菌の侵入を防いでいます。歯を失うと、この繊維の多くもいっしょに失われます。なので、インプラントを囲む歯茎には繊維がないため、細菌感染を起こしやすいです。

二つ目の違いは、「歯根膜が存在しない」ことです。歯の根とあごの骨をつなぐ歯根膜は噛む力を吸収・分散させ、過剰な力が骨に加わらないようにしたり、噛んだ時にかたさや感触をセンサーのように感知して、無意識のうちに噛む力を調整したり防御機能として働いています。一方、インプラントは歯根膜がなく、人工歯根とあごの骨が直接結合しています。そのため、過剰な噛む力によりトラブルが起きやすいです。

こういった弱点がインプラントにはありますので、せっかく入れたインプラントを長持ちさせるためにも定期的なメンテナンスを受けることが重要になります!

ほかにもインプラントやメンテナンスに関して相談・質問などありましたら、お気軽にご相談ください。

静岡駅前歯科クリニック
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静岡県静岡市葵区御幸町6−11 イチセビルディング5F

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