虫歯や歯周病からお口を守る静岡駅前の歯科医院
〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町6-11 イチセビル5F
ブログ
BLOGこんにちは!!
静岡市にある歯医者
静岡駅前歯科クリニック歯科衛生士の池田です。
毎日寒い日が続いていますが、皆様体調崩されていませんでしょうか?
睡眠と栄養を十分に取り、手洗いうがいを忘れずに毎日元気に過ごしたいですね。
キシリトールが歯に良いと聞いたことあるけど、キシリトールって何?どんな効果があるの?と思っている方も多いかと思います。
今日はそんなキシリトールについてお話ししたいと思います。
キシリトールは天然の甘味料です。
シラカバやカシなどの樹木から採れ、主にフィンランドで生産されています。
その安全性は、厚生労働省や国際的会合JECFA※でも認められています。
(JECFA・・・食品添加物の安全性について、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)とが合同で運営している、FAO/WHO合同食品添加物専門会議のこと)
また、私達の食べている野菜や果物にも含まれている身近な素材なのです。
キシリトールの甘さは、ショ糖(砂糖の主成分)とほぼ同じです。
体質によって多量に摂取した場合にお腹がゆるくなる人もいますが、これは食物繊維のように消化されにくいためです。
少量から始めれば、身体が慣れていくので心配はいりません。
また、キシリトールは血糖値を上げにくい甘味料のため糖尿病の人にも安心です。
では、次にキシリトールがどのように虫歯予防につながっているのかをお話ししたいと思います。
キシリトールは虫歯の原因となるミュータンス菌に直接働きかけ、虫歯の原因そのものを弱らせることで虫歯を予防します。
ミュータンス菌には2種類あり、虫歯を作る力の強い悪玉菌と虫歯の作る力の弱い善玉菌です。
キシリトールは悪玉菌を減らすので善玉菌が優勢になり、虫歯になりにくいお口になります。またキシリトールをとり続けることで、1年後にはミュータンス菌の数は半分以下に、2年後には4分の1にまで減少します。(キシリトールをとらなかった人との比較)
その他にも、キシリトールは歯を溶かす酸が全く作られないこと、キシリトールを摂取し続けたお母さんはそうでないお母さんに比べてミュータンス菌をお子さんにうつしにくいなどがキシリトールの効果としてあげられています。
キシリトール入りの製品を選ぶポイントとしては、
①キシリトール含有量の多いもの
製品に「甘味料として○%キシリトール使用」などの表示がある場合は、100%に近い数字であればあるほど効果的です。
②ショ糖(砂糖)が含まれていないもの
ショ糖(砂糖)が含まれていると、キシリトールの効果が発揮されなくなります。
③酸を作り出さないもの
クエン酸のような酸を含んでいない製品を選んでください。
また、柑橘類などの香料が多量に含まれる場合も要注意です。
キシリトールでおいしく、楽しく虫歯予防しましょう。
定期的な健診も忘れずに!!
静岡駅前歯科クリニック
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