虫歯や歯周病からお口を守る静岡駅前の歯科医院
〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町6-11 イチセビル5F
ブログ
BLOGみなさん、こんにちは!
静岡駅前歯科クリニックの歯科衛生士の増尾です!
9月も半ばですが、残暑厳しいので、みなさん身体に気をつけてお過ごしください!
今回はデンタルプラークの正体をお話ししていきます!
みなさんは歯医者さんに行くと、歯科衛生士さんがブラッシング指導とか歯石除去の時とかにプラークとか歯石とかふつうに分かっているかのように説明されることってありますよね?
プラークと歯石って、違うのかな?とか曖昧なまま、説明を聞き流すことがありまあせんか?
また、プラーク=歯垢もピンと来てないってことありませんか?
そこで、今回はプラークの正体を説明していきます!
プラーク=歯垢は、細菌の集合体で歯の表面に付着する白色や黄白色のネバネバした物質で、口の中の細菌やその産生物などからできています。みなさんは食べかすと勘違いしてる方も多いかと思います!
なので、さっき食事してそのまま歯を磨いてないから!とおっしゃる方が多いですが、染め出して染まるプラークは蓄積した細菌の塊が歯面に付着しているので、一回のブラシをしていないだけでの汚れではありません!
食べかすはもちろん、歯に挟まったままにしたらそこから細菌が繁殖したり、歯肉を圧迫して痛くなることがありますのですぐ
取った方が良いのはたしかですが・・・。
プラーク=歯垢は歯の表面だけでなく、歯周ポケット内、舌、口蓋や頬粘膜、さらに鼻腔や咽頭を含め700種類を超える細菌が棲み着いています。プラーク=歯垢1㎎中の細菌の数は、1億個とも10億個ともいわれています。
プラーク=歯垢の中のう蝕=むし歯の原因菌は、食べ物の糖分を栄養源に酸を作りだし、歯の表面のエナメル質を溶かします。これがう蝕=むし歯です。
また、歯と歯肉の境目にプラーク=歯垢が溜まると、その中の歯周病菌が出す毒素によって歯肉に炎症が起き、歯周ポケットが深くなり、歯を支えている歯槽骨の吸収が進み、歯がぐらぐらしてきて、血や膿が出て、抜けてしまうのが歯周病です。
歯に付着したプラーク=歯垢を放置すると、唾液の中のカルシウムなどと結びついて石灰化し、歯石になります。個人差はありますが、2週間程度で歯石になるといわれています。
粘着性のあるプラーク=歯垢は、うがいをした程度では取り除くことはできません。
そして、デンタルリンスやマウスウヲッシュでも取れません。
う蝕=むし歯や歯周病を予防するためには、歯磨きでプラーク=歯垢を除去しなければなりません。
また歯ブラシが届きにくい歯と歯の間などは、歯科用補助清掃道具のフロスや歯間ブラシを使用しましょう。
毎日の歯磨きをしっかり行うと共に、定期的に歯科医院でプロによるクリーニングをうけて、健康なお口を保ち、プラーク=歯垢から私たちの大切な歯を守りましょう!
定期クリーニングに関してご相談があればお気軽にお電話下さい。
静岡駅前歯科クリニック
054-251-8400
〒420-0857
静岡県静岡市葵区御幸町6−11 イチセビルディング5F
静岡駅・新静岡駅から徒歩2分の歯医者です。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ● | ● | ● | ☓ | ● | ● | ☓ |
14:00~18:00 | ● | ● | ※ | ☓ | ● | ● | ☓ |
休診日 / 木曜・日曜・祝日
※ 水曜日午後は15:00~18:00
※ 祝日のある週、土曜が休診日の週の木曜は診療いたします