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BLOGこんにちは!静岡駅前歯科クリニックの大石です。
梅雨の時期となり、蒸し暑い日が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?体調を崩しやすい季節になりますが、お口の健康管理も合わせて行っていきましょう!
さて、今回は「タバコとお口の健康」に関するお話をしていきます。
近年、健康への関心が高まる中で、タバコが体にさまざまな影響を与えることは広く知られるようになりました。しかし、タバコがお口の中にどのような影響を及ぼすのかについては、意外と知らない方もいらっしゃるかと思います。
歯や歯ぐきの健康は、毎日食事をしたり会話を楽しんだりする上で欠かせないものになります。いつまでもご自身の歯で快適に日々を過ごすことができるようにするため、ぜひこの機会に、タバコとお口の健康との関わりについて知っていただければと思います。
<タバコがお口の中に与える影響>
タバコの煙には多くの有害な物質が含まれています。これらの成分はお口の中にも直接影響を与え、さまざまなトラブルを引き起こします。お口の中に起こるトラブルには以下のようなものが挙げられます。
○歯が黄ばみやすくなる
タバコを吸っている方の多くが気になるのが歯の着色です。
煙に含まれる成分が歯の表面に付着し、黄色や茶色の汚れとなって蓄積します。毎日歯磨きをしていても完全には落としきれず、徐々に歯が着色していきます。その結果、歯本来の白さが失われてしまい、歯がくすんで見えるようになります。
また、歯の着色は見た目の印象にも大きく影響します。笑顔に自信が持てなくなったり、人前で口元を気にしてしまったりすることもあります。

○口臭の原因になる
タバコを吸うことで独特のにおいがお口の中に残ります。
さらに、タバコは唾液の分泌を減らし、お口の中を乾燥しやすくします。唾液にはお口の中をきれいに保つ働きがありますが、唾液の量が減ることで細菌が増えやすくなり、口臭の原因となります。
ご自身では気付きにくい場合もありますが、周囲の方が気になっているケースも少なくありません。
○むし歯のリスクが高くなる
お口の中が乾燥すると、むし歯の原因となる細菌が活動しやすい環境になってしまいます。
また、唾液による自浄作用という汚れを洗い流す働きが弱くなってしまうことにより、歯の表面の汚れが残りやすくなります。
その結果、細菌が増えやすくなり、むし歯になるリスクが高くなってしまいます。
<特に注意したい「歯周病」との関係>
タバコとお口の健康を考えるうえで、最も注意していただきたいのが歯周病です。
歯周病とは、歯を支えている歯ぐきや骨が徐々に壊されていく病気です。日本の成人の多くがかかっているといわれており、日本人が歯を失う原因の上位にも挙げられています。
歯周病の初期症状には、以下のものが挙げられます。
・歯ぐきが赤く腫れる
・歯磨きをすると歯ぐきから血がでる
・口臭が気になる
炎症を放置してしまうと、歯周病の原因となる細菌が歯ぐきの奥まで入り込み、歯を支える骨にまで影響を及ぼします。すると、歯ぐきが下がり、歯が長く見えるようになったり、食べ物が挟まりやすくなったりします。
さらに歯周病が進行していくと、歯を支えている骨が大きく失われていき、歯がグラグラしてきて最終的には歯が抜けていってしまうのです。
歯周病の特に怖いところは、自覚症状が少ないところです。
歯周病は、かなり進行するまで痛みを感じないことが多いです。そのため、「特に困ってないし大丈夫」と思っているうちに、いつの間にか進行してしまうことも少なくありません。歯周病は、「静かに進行する病気」とも呼ばれており、早期の発見と予防がとても重要となります。
○喫煙者は歯周病になりやすい
タバコを吸うと血管が収縮するため血流が悪くなり、歯ぐきに十分な栄養や酸素が届きにくくなります。
歯ぐきに十分な栄養や酸素が行き届かなくなると、歯ぐきの抵抗力が弱くなり、細菌に対抗しにくくなります。そのため、喫煙者は歯周病にかかりやすくなるのです。
○症状に気付きにくい
実はタバコの怖いところは、歯周病のサインが分かりにくくなることです。
通常は、歯ぐきに炎症が起こると赤く腫れたり、歯磨きの際に出血したりします。しかし、喫煙によって血流が悪くなると出血しにくくなり、症状が隠れてしまうことがあります。
そのため、「出血しないから大丈夫」と思っていても、実際には歯周病が進行しているケースがあります。
○歯を失うリスクが高くなる
先程お話したように、歯周病が進行すると、歯を支える骨が徐々に減っていきます。
最終的には歯がグラグラし、抜けてしまうこともあります。
長年タバコを吸っている方ほど、歯を失うリスクが高くなることが分かっています。

加熱式タバコなら安心?
近年は加熱式タバコを利用する方も増えています。
「紙巻きタバコより害が少ないから大丈夫」と思われることがありますが、お口への影響が全くないとは限りません。
加熱式タバコにも有害な成分が含まれており、歯ぐきやお口の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、加熱式タバコであってもリスクをしっかり理解しておく必要があります。
<お口の健康を守るためにできること>
○禁煙を検討する
お口の健康を守るうえで最も効果的なのは禁煙です。
禁煙すると歯ぐきの血流が改善し、歯周病の進行リスクを下げることが期待できます。また、口臭の改善や着色の予防にもつながります。
禁煙は簡単なことではありません。しかし、禁煙をすることによってご自身の健康や大切な歯を守ることに大きく繋がります。
○毎日の歯磨きを丁寧に行う
毎日のセルフケアはとても重要です。
歯ブラシで1本1本歯を磨いていくことはもちろん、歯と歯の間の汚れを落とすためにデンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。
特に歯周病は歯と歯ぐきの境目に汚れがたまることで進行しやすいため、細かい部分までしっかり清掃することが大切です。

○お口の乾燥を防ぐ
タバコを吸う方はお口が乾燥しやすいため、こまめな水分補給を心がけましょう。
また、よく噛んで食事をしたり唾液腺のマッサージをしたりすることも唾液の分泌を促すために効果的です。
○定期的なメンテナンス
毎日丁寧に歯磨きをしていても、完全に汚れを取り除くことは難しいものです。
特に歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、痛みがほとんど生じないため気付かないうちに進行してしまうことがあります。
そのため、定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受けることが重要です。
歯科医院では、ご自身では落とせない汚れや歯石を除去し、お口の状態を詳しく確認することができます。また、患者様一人ひとりに合ったセルフケア方法のアドバイスも受けられます。
喫煙されている方は特に歯周病のリスクが高いため、定期的なメンテナンスを継続することをおすすめします。
<まとめ>
タバコは歯の着色や口臭だけでなく、むし歯や歯周病のリスクを高めるなど、お口の健康にさまざまな影響を与えます。
特に歯周病は気付かないうちに進行し、大切な歯を失う原因となることがあります。
毎日の丁寧なセルフケアに加え、定期的な歯科検診やメンテナンスを受けることで、お口のトラブルを早期に発見し、予防することができます。
いつまでもご自身の歯で食事や会話を楽しむために、ぜひお口の健康にも目を向けてみてください!その他気になることがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
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