抜いたほうがいい親知らずって!?

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カテゴリ:院長・スタッフブログ

抜いたほうがいい親知らずって!?

こんにちは!静岡駅前歯科クリニックの千田です。
日中は少し暖かくなりましたが、夜はまだ少し肌寒いですね!
体調を崩しやすい時期なので皆さん体調には十分気を付けて日々の仕事や学校、家事を頑張ってくださいね!私も、皆様の健康のサポートを少しでもできるように頑張ります!

さて、今回は抜くのが怖い!と思ってしまう親知らずについてです!
歯医者さんに行くと、「この親知らずは抜いたほうがいいですね!」と言われた経験はありませんか!?何が問題でなのかわからないので抜くことを保留してしてします方が多いです。なぜ、歯医者さんは抜いたほうがいいというのかを今回は、話していきたいと思います。

では、さっそく始めていきます!
抜いたほうがいい親知らずは大きく分けて5つあります!
1.隣の歯をむし歯にしている!
親知らずが傾いて生えてきて手前の歯とぶつかったところがむし歯になってしまいます。ぶつかったところは、食べ物が詰まりやすかったりブラシが当たりにくかったりするのでどうしてもむし歯になってしまいます。親知らずがぶつかっている限りむし歯は再発します。親知らずの手前の歯(第二大臼歯)を失ってしまうと咀嚼機能に影響が出てきてしまいます。

2.歯並びに悪影響を与えている!
横に倒れた親知らずが手前の歯(第二大臼歯)を押してしまいます。親知らずが生えてくるスペースがないと横に倒れた状態になります。押された手前の歯(第二大臼歯)がまたその横の歯を押して・・・と続くと将来的に歯並びが悪くなってしまう可能性があります。

3.隣の歯の根を失わせている!
横に倒れて生えてきた親知らずが手前の歯(第二大臼歯)の根にぶつかってしまい、
根の部分的な喪失(吸収)を起こしてしまいます。根がなくなってしまった歯は、残すことができません。根の喪失(吸収)は少ないうちなら親知らずを抜くだけで済む可能性があります。これは、顎の骨の中で起きていることなので、自覚することは厳しいです。歯医者さんに行ってレントゲンを撮って確認してみましょう!

4.歯ぐきに炎症を起こしている!
親知らずが完全に歯ぐきの中に埋まりきっておらず、部分的に顔を出している状態を「半埋伏」と言います。中途半端に顔を出している親知らずと歯ぐきの隙間は、深い歯周ポケットができているのと同様です。そのため、内部に細菌のかたまりと呼ばれるプラークが溜まり、炎症が起きたり腫れたり出血しやすい状態になってしまいます。抗菌薬で炎症を一時的に抑えることはできますが、原因となる親知らずを抜かない限りは何回も再発はします。

5.親知らずが病変をつくっている!
顎の骨の中に埋まっている親知らずの周りに嚢胞(のうほう)と言われる、液体が入った袋状の病変をつくっています。嚢胞(のうほう)は年月とともに大きくなります。自覚症状がないことがほとんどになります。

これらの5つが抜いたほうがいい親知らずになります。まだ、親知らずを抜いたことがない方!自分の親知らずがどんな風に生えているのか知っていますか!?抜いたほうがいいのであれば早いうちに抜くことをお勧めします。まだ全然、自分の親知らずがどんな風に生えているのか知らない方はまず、歯医者さんでレントゲンを撮って確認してみましょう。そのうえで今後、どうしていくのか考えていきましょう。

当院で、難しい親知らずの抜歯は行っています。ぜひ、この機会に一度当院にご相談に来てみてはいかがでしょうか!?レントゲンを撮って確認してみませんか!?院長はじめ、スタッフ一同お待ちしております!

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