虫歯や歯周病からお口を守る静岡駅前の歯科医院
〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町6-11 イチセビル5F
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今回の記事では、舌側矯正で感じる痛みについて解説いたします。
舌側矯正のみではなく矯正全体に感じる痛みで、ピークは2日後~1週間後くらいまでと一般的には言われています。器具の調整を行うたびに痛みが発生します。歯の根っこの箇所が矯正器具によって剥がされ、歯槽骨という歯の根を支える骨の部分が、新たに機能するまで歯茎が炎症を起こしてしまうため、一過性の痛みが発生します。
金属製のワイヤーブラケットなどの器具が口の中に常時ある状態になので、慣れないうちは舌や唇がこすれて切れてしまったり、傷ができて口内炎になる場合があります。慣れるまで1か月程度時間が必要ですが、慣れてくると口内粘膜が強固になり、傷がつきにくくなります。
歯の根っこが動くことによって炎症を起こしている状態と、ワイヤーやブラケットが舌や口唇にあたって傷ができている状況で、食べたり噛んだりすると痛みが発生します。
しみたり硬かったりする食事は、最初の1週間は控えたほうが良いです。当初は柔らかいものを飲み込む形を意識して、傷が治ってきたら普段通りの食事をすることを推奨しております。
歯の痛みを我慢すると、口内からアゴにかけての筋肉(側頭筋)が緊張し、そこから、肩こりや頭痛に発展していくパターンがあります。歯の位置や噛み合わせが今までと変化するので、使用している筋肉の位置も微妙にずれて痛みが出てくる場合もあるようです。
舌側矯正で隅々まで歯磨きが出来なくなり、虫歯になってしまっている場合です。歯に穴が開いている、黒くなっている、表面のエナメル質が溶けてしまっているなどは虫歯の症状です。そのまま放置しても決して治りませんので、気づいたらすぐ歯科医院へ行ってください。
歯肉炎になっている場合があります。舌側矯正に関わらず、矯正器具を装着していると、歯のケアが難しくなり、歯周病や歯肉炎を同時に起こすこともあります。クリーニングしてもらいに定期的に歯科医院に通院するか、少しでも気になる症状があれば、すぐに歯科医院に行って治療をしてもらいましょう。
歯の神経がしみるように痛むパターンがあります。この痛みが長期間続くようなら、歯の内部で炎症を引き起こす歯髄炎を患っている可能性が考えられます。そのまま放置すると、失活歯となって色が変わってしまう場合があります。歯の中の歯髄に細菌感染して起きる痛みですので、少しでも早く治療をしてもらい、矯正器具の調整を行いましょう。
痛みが長期間続く場合はそのままにせず、必ず歯科医院に相談することが大切です。あまりに治らない際には、別の歯科医院にセカンドオピニオンをもらうようにしても大丈夫です。舌側矯正の効果をきちんと発揮する為にも、早期の相談を推奨します。
うがいの際に、冷たい水にしてしまうと激痛になる場合があるので気をつけましょう。生理食塩水(0.9%)を作って口の中をゆすいだり、うがい薬でゆすぐのも痛みを和らげる方法です。歯の根っこを移動することにより、炎症が起きている場合があるためです。ぬるま湯でのうがいを推奨します。
硬い歯ブラシを使用していると、痛みを余計に悪化させる場合がありますので、必ず柔らかいものを選択しましょう。柔らかい歯ブラシでマッサージすると、歯茎の血行が良くなり多少は痛みが緩和されます。電動歯ブラシがあればそちらもお勧めです。
痛み止めを処方してくれる歯科医院が大半ですので、痛いときは無理に我慢をせず、痛み止めを呑んだほうが良いでしょう。市販の頭痛薬などでも問題ないです。最初の1週間がピークなので、それ以降は徐々に痛みも少なくなっていきます。
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