食育とお口の機能

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食育とお口の機能

こんにちは。

 

突然ですが、皆さんは食育と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

食育は「食べる機能」を養う。という事!

お子さんの歯が少しずつ生えていく中で育てていきたい『食べる力』。

何を食べさせるか、という事もとても大切ですが機能のことを忘れてしまっていることが実は多いんです。

まず、「食べる機能」は後天的に育っていくものになります。

乳児期の赤ちゃんは、生まれながらに持っている反射でおっぱいを飲んでいますが、離乳食のはじまりと共に、こどもは食べる力を身に付けていきます。

 

離乳初期 噛む練習のスタートです!

  • 食べる意欲は「食べる機能」が備わってから育つものです。食べたがらない時は半月ほどお休みするといいかもしれません
  • 口と胃の発達は繋がっているため、早すぎる開始は下痢の原因にもなります
  • 口に指を持って行ったときにちゅーちゅー吸ったら、まだ乳児期の反射が残っているサインです。離乳食はもう少し待ってからにしてみましょう

 

離乳中期 食べる機能がグーっとUP!

  • 口の奥までスプーンを入れたり、唇の擦り付けるように食べさせてしまうのは機能と感覚を育てるのに不利になってしまいます。スプーンの横から口の前の方に入れてあげるのがいいでしょう!
  • モグモグして見えても噛めるようになるのはまだまだ先。ハードルを上げすぎないように注意です

 

 

離乳後期 歯茎でもぐもぐ、嚙む練習スタート!

  • 離乳食の進め方が急だと丸呑みしてしまったり嫌がったり…、焦らないことが大切です
  • 自分で食べようとして手づかみ食べが始まります。慣れていないので散らかってしまいますが、道具を使って食べる練習なので大目に見てあげてください
  • 親が与えすぎてしまうと、手と口を強調させていく力が育ってきません。食べる事が受動的になってしまわないように、出来る限り自分でやらせてあげるようにしてください

離乳完了期 かじりとりが出来ます

  • お子さんが食べやすいようにとなんでも一口に切ってあげてしまうとかじり取りの練習が出来なくなってしまいます
  • 子供と親の食事時間を分けず一緒に食べるようにしてみましょう!意欲がどんどん育ってきます

 

機能の発達とともに食べる意欲が育ち、「自分で」という自己主張もはじまってきます。

散らかるのが嫌、面倒、毎日三食続いたら大変ですよね。

完了期になってきたら食事の時間を分けるのではなく、一緒に食卓を囲んであげるようにしてください。

一緒においしいねと食べる事が、お子さんの意欲を育てるのにとても大切な要素になります!

気になることが有れば何でもご相談ください!

 

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