こんにちは!
今回は、歯軋りや食いしばりについて詳しく解説します。
エラ張りの原因?歯軋りや食いしばりでお悩みの方へ
歯軋りや食いしばりのクセは、咬筋(こうきん)と呼ばれる顔の筋肉の発達から、エラ張りの原因になります。
就寝時の歯軋りや食いしばりは、食事の時の「噛む力」の約6倍にもなるといわれているので、なるべく止めたいところではありますが、眠っている間は無意識下にあるため、止めようにもなかなか制御できません。
とある研究によると、普通体型の女性でも、眠っている間の歯軋りや食いしばりは、歯に100kg以上もの負荷がかかっていることも判明しているので驚きです。
今回は、この寝ている間のお口の悪癖を対策する方法をお伝えしていきます。
歯軋りや食いしばりの力から歯を守るには?
まず、1つ目の対策方法は「マウスピースを着ける」ことです。
歯科医院では、就寝中の歯軋りや食いしばりから歯を守るマウスピースの作成を行っていますので、是非お気軽にご相談ください。
もう1つの対策方法は、「ボツリヌストキシン製剤を咬筋に注射する方法」です。
エラの原因になる筋肉の働きを緩ませ、弱めることで歯軋りや食いしばりにかかる負担を減らします。
より手軽に行えることから、まず、おすすめしたいのは「マウスピースの使用」です。
ボツリヌストキシン製剤とは?
聞いたことないワードだと思われる方も多いと思いますが、ボツリヌストキシン製剤は、いわゆる“ボトックス”のことで商品名です。
当院で採用しているのは、「ニューロノックス」と呼ばれるもので、ボトックス注射と同じ成分、効果に期待できるものですので、ご安心ください。
この「ボツリヌストキシン製剤」とは、ボツリヌス菌より抽出されたタンパク質成分でつくられており、アセチルコリン(神経伝達物質)の分泌を減少させることで、筋肉を緩める作用があります。
歯軋り・食いしばりの対策として行われているものは、「エラボトックス」とも呼ばれています。
冒頭でも説明させていただいた通り、歯軋りや食いしばりのクセはエラ張りの原因になります。
これは顔の輪郭を型どる咬筋を呼ばれる筋肉が過剰に発達してしまうことで生じます。
エラボトックスを行うことで、咬筋を弱め、歯軋りや食いしばりの力を軽減することができます。
咬筋が弱まると自然とシュッとした顔立ちになり、小顔効果にも期待できるといわれています。
マウスピースを装着しているとなかなか寝付けない、慣れないという方にもおすすめの方法です。
ただし、以下に当てはまる方には適応しません。
・筋弛緩作用のあるお薬を服用している方
・慢性呼吸器疾患を治療中の方
・閉塞性隅角緑内障の方
・妊娠中、もしくはその可能性のある女性
・授乳中のママ
上記に当てはまる方へのボツリヌストキシン製剤の投与はできませんので、ご注意ください。
寝ている間の歯軋りや食いしばりを何とかしたい、張ったエラを何とかしたいという方は是非、当院にご相談ください。
歯列矯正に関するご相談は静岡駅前歯科クリニックへ!
歯軋りや食いしばりについてにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ静岡駅前歯科クリニックへご相談ください。
治療に対する希望をお伺いし、診察や検査をした上で患者さまに合った適切な治療法をご提案しています。
JR静岡駅から徒歩3分、静鉄新静岡駅から徒歩2分という好立地で、遠方から来院される患者さまも少なくありません。
ホームページからのご予約やお問い合わせも承っていますので、何かございましたらお気軽にご相談ください。