こんにちは!静岡駅前歯科クリニックの歯科衛生士の増尾です!
桜の時期もアッと言う間にすぎてしまい、もうすぐゴールデンウィークですね!
まだ私は花粉症に苦しんでいますが、みなさんはどうですか?
もう少しで、終盤だと自分に言い聞かせて頑張っています。花粉症のみなさんも、一緒に乗り切りましょう~!
さて、今日は歯石のつきやすい人とつきにくい人の違いについてお話ししていきたいと思います!
歯石の付きやすい人、つきにくい人の違いは?
まず初めに、歯石はどういう仕組みで歯に沈着するかご存知でしょうか?
歯石は磨き残しの歯垢(プラーク)が、唾液に含まれるカルシウムやリン酸と混じり、リン酸カルシウムの結晶を形成することで沈着していきます。
まず、磨き残しによってたまった歯垢(プラーク)が唾液の中のミネラル成分によって再石灰化することで、歯石が沈着。その上にまた歯垢(プラーク)が付着してまた再石灰化をするという悪循環の繰り返しで、歯石が溜まっていく過程をたどります。
歯石の形成と沈着には、
実は歯垢(プラーク)の存在と、唾液の質が深く関係しています!
一般的に歯石のつきやすい人の唾液の特徴は、
唾液が多い
唾液のPHが高い(すなわちアルカリ性である)
唾液がサラサラである
と言われています。
唾液が多く、アルカリ性だと、自浄作用と酸を中和して虫歯になりやすく、サラサラ唾液だと再石灰化の力が強いので、虫歯になりにくいという傾向が見られます。
そのため、歯医者に通わない人も多く、昔から自分の歯が丈夫で、虫歯に悩まされることが少ない人がいます。しかし、気づいたら歯周病を悪化させてしまうことがあります。
では、歯石がつきにくい人の特徴は、唾液が酸性よりになっていて、粘着性の唾液によって自浄作用の力が弱く、歯垢(プラーク)が作られやすく、再石灰化の力も弱いという項目が挙げられます。しかし、欠点は虫歯になりやすい傾向があります。
さて、みなさんはどちらのタイプですか?
どちらにせよ、歯科医院で検診を受け、自分では取りきれないお口の中の歯石や歯垢(プラーク)を私たち歯科衛生士に定期的に除去してもらうことが非常に大切です。
歯科検診とお口のクリーニングのご相談はお気軽に静岡駅前歯科クリニックにお電話ください。
静岡駅前歯科クリニック
054-251-8400
〒420-0857
静岡県静岡市葵区御幸町6−11 イチセビルディング5F
静岡駅・新静岡駅から徒歩2分の歯医者です。