Tag Archives: 歯磨き

スポーツ好きの人はむし歯になりやすい?

2023年5月7日

こんにちは。静岡駅前歯科クリニックの市野です(^.^)
みなさんGWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は久しぶりに会う友達とお出かけをして充実したGWを過ごせました!
GW中は夏を感じるような暑さでしたね、、、(;_;)

本日はこれからの暑さや夏に必見のお話になります!皆さんは朝ジョギングをしたり汗をかくまで体をよく動かしたりしていますか?
運動することは健康のために大切なことではありますが、、運動が好きな方はむし歯になりやすいと言われています。

今回は運動が好きな方は気をつけた方がいいむし歯になりやすい3つの理由を説明します!

1つ目の理由 は口呼吸が増えるから。です。
口呼吸が増えると、口内が乾燥して唾液が分泌されにくくなり、再石灰化作用や自浄作用、抗菌作用や細菌への干渉作用など、あらゆる機能を減らしてしまいます。それによって歯の周辺に菌が増えてしまうと虫歯のリスクは一気に高まってしまいます。
また汗をかくことで脱水気味になって唾液の分泌は減ってしまうためむし歯になりやすくなってしまいます。

2つ目の理由はスポーツドリンクをよく摂取するから。です。夏は熱中症予防にもなると言われているためスポーツドリンクを飲むことが多いかと思います。ですがスポーツドリンクには糖と酸が含まれているため頻繁に摂取することで歯や体にダメージを与えてしまうことがあります。
スポーツドリンク500ミリリットルに砂糖はどのぐらい入っていると思いますか?実は約30g 角砂糖約8個分も入っているのです。また酸性度もpH約3.5と歯のエナメル質を溶かしてしまう数値を大きく上回っているのです。スポーツドリンクを飲む時はあくまでスポーツ時の水分 電解質補給のために飲むようにして、飲んだあとは直ぐにお口をすすぐようにして酸をうすめることが大切です!日常生活ではお水やお茶で十分です。できるだけスポーツ時以外での補給はしないことがむし歯にならないことに繋がります!頻繁に飲む方は定期的に検査を受けたりご自身でのお口のケアをきちんとするようにしてくださいね(^.^)

3つ目の理由は糖分を摂りがちだから。です。疲れたあとは甘いものが欲しくなりませんか??
これは、運動で血液中の糖質が減少することで生まれる欲求によって起こります。しかし、糖分を過剰に摂取することはむし歯の大きな原因となります。
むし歯菌の大好物は歯に残った糖分であり、これをエサとして酸を出し、歯を溶かしていくのがむし歯の仕組みです。ただやっぱり甘いものは摂りたくなりますよね(;_;)ですので、甘いものを食べたあとは歯をきちんと磨きフロスで歯と歯の間を掃除してむし歯にならないようケアを忘れずにおこなうようにしましょう!!

これから暑くなる日が続くかと思いますが熱中症には気をつけてお口のトラブルにならないよう上手く対策をするようにしていきましょうね(^.^)
お口のケアに関してご相談があればお気軽にお電話下さい。

静岡駅前歯科クリニック
054-251-8400

〒420-0857
静岡県静岡市葵区御幸町6−11 イチセビルディング5F

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お子さんの食べる姿勢あっていますか?

2023年2月27日

こんにちは!静岡駅前歯科クリニックの市野です(o^―^o) まだまだ肌寒い日が続いていますね、、最近は花粉が多く、花粉症の方は特に過ごしずらい季節がやってきますね😢寒さ、花粉症対策をして体調管理をきちんとしていきましょうね!

今回はお子様のお食事の姿勢ついてお話します!
子育てを頑張っている親御さんへ向けたお悩みについてです!お孫さんやお子さんが身近にいる方はぜひこのお話を伝えてみてくださいね!

お子様の食べるスピードが遅い、、食べ物を丸呑みしてしまう、、音を立てながら食べてしまう、、なんていうお子様の食べ方にまつわるお悩みはありませんか?
子育て中の親御さんにはよくある悩みかと思います。
うまく食べれない理由には、お子さんのお口の状態と食形態があっていない、お口やあごの筋肉が十分に発達していないなどが考えられますが、意外に見落としがちなのが食べる姿勢です。よくない姿勢で食事をすることで食べにくくなっていることも考えられます。
まず、食べるときに必要なものが何か考えたときよく言われるのは⓵形態 食べるために必要な歯が生えているか 嚙み合わせがあっているか、歯は健康であるか ⓶機能 お口の筋肉 神経が発達しているか。 ⓷意欲 お子さんに食べたい気持ちがあるか の3つです。
このほかにも大切なのが 「食べる姿勢」です。

では今日からできる正しい食べるときの姿勢を紹介します

主に違うのは、机といすの高さ、あごの角度、背筋を伸ばしているか、足の裏が床についているか、です。
こうして比べてみるとあたりまえのこと、と思うかもしれませんが、よくない姿勢で食べているお子さんは意外と多いです。
足が浮いた状態で食事をすると噛む力が15~20%減少されるといわれていて、顎の発達が遅れてしまうかもしれません。

正しい姿勢で食べることで、よく噛めて安全に食事をすることができます。
また、お口の筋肉を動かしやすい姿勢でもあるので、お子さんの食べる機能の成長がおのずとついてきます!
お口の筋肉が成長すれば、あごの成長や、舌、ほおを動かす力、唇を閉じる力がついてきます。
これらは、お子様の歯並びやお口があいてしまうことをなおすことにもつながります!

お食事するときの姿勢はお子様だけでなく、大人の方も大切です。
正しい姿勢でよく噛むことで唾液の分泌が促され、唾液がたくさんでると、虫歯予防や口臭予防にも繋がります!

これを機に正しい姿勢でお食事することを意識して、楽しくお食事してくださいね!(^▽^)/

お子様のお食事、その他お口のお悩みに関してご相談があればお気軽にお電話下さい。

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いまからでも!定期的なメンテナンスを!

皆さんこんにちは!静岡駅前歯科クリニックの市野です(^^) 
最近は朝から肌寒くなることが多く冬を感じるような冷たい風になってきましたね。
季節の変わり目は体調不良になりやすいですのでお体に気をつけて温かくしてお過ごしくださいね!
さて、本日は定期的なメンテナンスについてのお話になります。

皆さんはお口のメンテナンスを定期的に行っていますか?通っていない方のなかには今から通っても、、、何もしてこなかったし、、といった思いで行けていない方もいるのではないでしょうか?
そんな方に向けて今からでも遅くないと思える定期的なメンテナンスの大切さについて紹介します。
まず、メンテナンスとは、お口の診察や検査を受けるだけではなく、細菌の塊でむし歯や歯周病を引き起こすプラーク
を除去しむし歯や歯周病になる原因を突き止め、どうすれば予防に繋がるのか指導を受けご自身で実際にお家でやっていただくという予防システムのことを言います。

そうはいっても、定期的なメンテナンスはやはり子供のころから始めた方がさらに効果があります。
歯は削らないほど丈夫で持ちが良くなるので、虫歯になりやすいころからしっかり予防していくことで将来歯で苦労することもなくなるのです。
歯の大切さを実感し、詰めた歯や被せた歯が傷んでくるのが50代ごろになるかと思います。
傷んだところからむし歯が入り込んでしまう事も十分あります。日々適切に除去できなく溜まってしまったプラークにより歯周病が悪化し歯を失うことになってしまうのもこのぐらいの時期かと思います。
歯周病の原因となるのは歯磨きやフロス歯間ブラシ不足などですが、ごしごし歯磨きをしてしまう事も歯に影響があるのです。
長年自己流の磨き方で歯をごしごししてしまうと、歯茎が退縮して歯根の象牙質が露出します。毎日の歯みがきが原因でむし歯になりやすい歯をつくってしまう事になりかねません。
こういったことを防ぐために、ご自身の何がダメだったのか、問題を見つけ、対策を打ち、進行を遅らせたり止まらせたりできるのが定期的なメンテナンスとなるのです!
今からでは遅いと思ってしまっている方、早く始めれば効果は断然高くなります!
無意識に、寝る際歯ぎしりや食いしばりを行っていませんか?歯茎に歯ブラシの毛先を入れて磨いていませんか?
ご自身では気づいていないだけで歯にはかなりの負担をかけてしまっているかもしれません。
まずは、ご自身のお口の状態を把握することが大切です!
定期的にメンテナンスに通っていただくことで、ご自身が何に気を付ければよいか、どう予防していけばいいか、患者さんに合った対策を行うことができます。

当医院では最新の機器を使用しクリーニングを行っています!一人一人の患者さんに合ったものをお選びしておりますのでメンテナンスに関してご相談があればお気軽にお電話下さい。

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がん治療と歯科

2022年8月27日

こんにちは!静岡駅前歯科クリニックの市野です!
8月も下旬となり、まだまだ暑い日が続いておりますがお体にお気をつけてお過ごしください^^

さて、今回はがん治療と歯科についてご紹介します!がん治療と歯科にどんな関係があるの?と思う方も多いかと思います!現在、日本人が生涯でがんになる確率・がんで死亡する確率はそれぞれ、男性が63%と24%女性が48%と15%と言われています。つまり2人に1人は何らかのがんになり、男性では4人に1人、女性では7人に1人はがんが原因で亡くなっていることになるのです。近年では治療方法もめざましく進歩していると同時に、がん治療が強力になったため、手術による抗がん剤治療、放射線の際に起こり得る肺炎などの合併症や口内炎などの副作用ときに治療の継続を難しくすることがあるのです。こうした合併症や副作用を抑え、長期にわたるがんとの闘いを少しでも楽に進めて治療を完遂させるには、歯科が大きな助けとなるのです。では、がん治療が始まる前に必要なお口のケアとは何なのか、説明します。

1 お口の中の検査
大きなむし歯や歯周炎などがん治療によりトラブルになる治療が必要な歯はないかのチェックが必要になります。
2お口のクリーニング
お口の中の細菌感染を予防し、治療時のトラブルを軽くします。
細菌を減らすためにお口の中の歯石やプラークをきれいにすることが大切です。
3ご自身での歯磨き
クリーニングが終わったら、その状態を保つためにいまのお口の状況にあった歯磨きをすることが必要です。きちんと歯磨きができていないと、細菌は繫殖してしまいます。ご自身が受けた歯ブラシ指導できちんと歯を磨くことが大切です。

この3つがん治療前に必要なケアになります。

[がん治療に歯科がどのような助けになるのか?]
がん治療時におこる合併症や副作用を減らすのに歯科受診が助けになります。がんの手術は多くの場合、全身麻酔で行います。このとき人工呼吸用のチューブを入れるためその際、歯が折れたり抜けるのを防いだり、手術後の肺炎や口や喉食道がんによる合併症、傷口の細菌感染を防ぐために歯科治療が重要となるのです。また食事摂取の面から回復を支援するのです。

がん治療の歯科による大切さがわかったかと思いますが、お口の中でもがんはおきます。お口の中にできる悪性腫瘍を口腔がんといいます。

がん全体の1~3%程度と決して多くはありませんが、あまり知られていないため進行するまで放置されることが多く亡くなる方が増えてきています。
口腔がんによる死亡率は35.5%といわれています。
当院では口腔がん検診を行っています。お口の中で気になることはありませんか?
もしかしたら口腔がんかも知れません!口腔がんの早期発見や、異形成段階(がんになる前の状態)を早期発見し治療するために、お口の中を専用光学機器を用いてチェックいたします!
!※口腔がんの主な原因(症例から)・生活習慣(喫煙、飲酒等)・歯列不正(歯並びが悪い)、義歯不適(入れ歯が合わない)・う蝕(むし歯)・歯周病、詰め物・被せ物不適・舌小帯付着異常(舌の裏の紐のような部分が短い方は要注意)・アマルガム(金属の詰め物)・口内炎(10日くらい経過しても治らない場合は要注意)・歯列不正(歯並びが悪い)、義歯不適(入れ歯が合わない)・HPV(ウィルス)、など当てはまる方は口腔がんかも知れません。
口腔がんは早期発見が大切です。
口腔内で気になるところがある方はスタッフにお気軽にお声かけください!

口腔がん検診に関してご相談があればお気軽にお電話下さい。

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歯磨きと洗口液について

2019年8月26日

こんにちは!静岡駅前歯科クリニック歯科衛生士の寺本です。
日中だけでなく、夜間の暑さも残りますが、水分補給をしっかりととり、熱中症にお気を付けください。

さて、今回は「歯磨きと洗口液について」お話します。
患者様によく「歯磨きと洗口液、どちらを先にした方が良いですか?」と聞かれることや、また、「歯磨きはせず、洗口液を使ってます。」と言われることがあります。実は、この順番を知らないと、せっかくの効果が得られないのです!!
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まず歯磨きについてお話します。歯磨きの目的は食べかすや歯周病やむし歯の原因となる細菌のかたまり、プラークを除去することを第一の目的とし、その際使用する歯磨き剤の成分により、その除去を手助けしたり、殺菌効果やフッ素などの予防効果、清涼感などを与えてくれます。
それに対し、洗口液は細菌の殺菌、弱体化作用、清涼感を与えてくれます。
これだけを比べれば、どちらでも順番など関係ないと思いますが、バイオフィルムの存在が大きく関係します!

皆さん、「バイオフィルム」という言葉をご存知でしょうか?バイオフィルムとは、プラークが作り出す、細菌のための保護膜です。食後や起床時、歯を舌で触ると、ぬるぬるとした感じがありますよね?それがバイオフィルムです。これがある限り、洗口液や歯磨き剤の成分が届かないのです。除去するには物理的に歯ブラシを使った歯磨きが効果的です。その上で、洗口液を使うと、しっかりその効果が発揮されます。洗口液もお使いの方はぜひ、歯磨き後に行ってください!洗口液だけの方はぜひ、歯磨きも行うようにしてくださいね!

歯ブラシだけではどうしてもプラークやバイオフィルム、歯石を完全に取りきることはできません。歯科医院は専用の機械を用いて専門の歯科衛生士が除去します。普段の歯磨の苦手ポイントを見つけ、患者様1人1人にあった磨き方を一緒に見つけていきます。いつまでも健康に楽しくお食事やお話ができるよう、ぜひ、定期的にメンテナンスに通ってください!!

お口の健康についてご相談があれば、お気軽にお電話ください。
静岡駅前歯科クリニック