あれ…痛みなんてなかったのに…

こんにちは静岡駅前歯科クリニックの杉本です

好きな食べ物ってどんなに食べても飽きないなと思いませんか？(⌒∇⌒)

私は母の作る茶碗蒸しが幼い頃からの大好物で、何が食べたい？と聞かれると必ず「茶碗蒸し！」と答えます(笑)

年を重ねるにつれ昔よく食べていたお菓子や飲み物は、少しずつ食べなくなったり逆に苦手になったり…でも茶碗蒸しだけはずっと大好きなんです！(笑)自分でも同じくらい美味しく作れるようになるのが目標なのです☆

前置きが長くなりましたが今週の投稿は…

「なんで歯周病に？😥」です。

歯磨きはしっかり毎日！痛みもないし健康！と思って歯医者に行ったら…

「歯周病になっています」と言われるとドキッとしますよね。

しっかり磨いていたのに。症状なかったのに。と疑問に思われると思います。

ではまず歯周病とはなんなのか怖いものというイメージは多くても詳しく知る機会があまりないと思うので説明していきます☆

歯周病とは、

歯を支えている歯茎や骨が、細菌によって炎症を起こしてしまう病気のことです。

私たちのお口の中には、沢山の細菌がいます👿

歯磨きが不十分になると、細菌のかたまりであるプラークと呼ばれる歯垢が歯茎の周りにたまり、歯茎が腫れたり出血したりします。これが歯周病の初期段階です。

そのまま治療をせずに放っておくと…

歯を支える大事な骨が溶けてしまい、歯がグラグラして抜けてしまう事もあります。

これが進行した歯周病です。

歯周病の主なサインとしてあげられるものは

・歯茎が赤く腫れている

・歯磨きや食事の時に出血する

・口臭が気になる

・歯茎が下がって歯が長く見える

・歯がグラグラする

などの症状があれば、歯周病の可能性があります。

歯周病の一番の原因としてあげられる原因は、長い間磨き残されたプラーク（細菌のかたまり）です。しっかり磨いているつもりでも、歯ブラシの毛先がうまく当たっていなかった場合もあります。磨き残されたプラークは時間が経過するにつれ攻撃力を高めていきます。そうしたプラークを落とすには歯医者であなたの歯並びにあった歯ブラシの選択、ブラッシング方法、フロスや歯間ブラシの活用を教えてもらう事と、自身では取り切ることの出来ないプラークをプロに定期的に除去してもらう事が大切です。第一に患者さんご自身のセルフケアのレベルアップが不可欠なのです。

また、若いときは多少磨き残しがあっても問題が起きにくくありますが、年を重ねるにつれ若いときと同じレベルのセルフケアでは歯茎の抵抗力がプラークに負けてしまう事もあります。歯医者は痛みや異常がなくても定期的に通い検診してもらうことが重要になります。

歯周病になり治療後一度進行が止まっても油断したら再発してしまうのが歯周病です。プラークや歯石が長時間溜まるとそこから歯周病になります。また発症したときと同じく再発時にも痛みはありません…

そのため再発していないかを定期的なメンテナンスで検査してもらい、自身では取りきれない歯石やプラークをプロフェッショナルケアで除去してもらいましょう。

レベルアップしたセルフケアが継続出来ているかもチェックしてもらえます。

歯周病は痛みがほとんどないまま進んでいってしまいます。気づいたときには歯がぐらぐら、抜けざるを得ない状態になっていることも少なくありません。

一度溶けてしまった骨は完全にはもとに戻りません。だからこそ早く見つけて進行を止めることがとても大切です。

さらに最近では、歯周病が糖尿病、心臓や血管の病気、誤嚥性肺炎など全身の病気とも多くかかわっていることが分かってきておりお口だけでなく体の健康にも影響する病気なんです。

ですが歯周病は早めのケアと定期的なメンテナンスでしっかり進行を止めたり症状を安定させたりすることができます。

当院スタッフはみなさんの大切な歯を長く守れるよう全力でサポートしていきます。

「最近歯茎が腫れる」「血が出る」「口臭が気になる」など小さな変化でも気になることがあればいつでもご相談ください。

静岡駅前歯科クリニック

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