
6歳臼歯を知ろう!
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ブログ
BLOGこんにちは!静岡駅前歯科クリニックの尾上です。
夏も本番、夜空に大輪の花火が咲く季節になりましたね。皆さんはこの夏、花火大会や夏祭りにお出かけされましたか?
さて今回は、「喫煙と歯周病の関係」についてお話ししたいと思います。
「タバコが身体に悪い」というのは、今や多くの方が知っている事実ですよね。肺がんや心臓病、動脈硬化などとの関係がよく取り上げられますが、実はお口の健康にも深く関わっていることをご存じですか?
特に、歯周病との関係はとても強く、タバコを吸う人は吸わない人に比べて2〜6倍も歯周病になりやすいと言われています。
◆ タバコが歯ぐきに与える影響
タバコに含まれる有害物質(ニコチンや一酸化炭素など)は、口の中でさまざまな悪さをします。とくに歯周病に関しては、次のような影響があります。
① 血流を悪くする
タバコを吸うと、歯ぐきへの血液の流れが悪くなります。血流が悪いと、酸素や栄養が十分に届かず、歯ぐきの細胞はダメージを受けやすくなります。
② 免疫力が下がる
体の中の「バイ菌と戦う力」が弱まるため、歯周病菌に対しても抵抗力が下がります。さらに、治ろうとする力(自然治癒力)も弱まるため、歯周病が悪化しやすく、治りにくいという特徴があります。
③ 症状がわかりにくくなる
本来、歯周病が進むと歯ぐきが腫れたり、出血したりします。しかし、喫煙者の場合、血管が収縮していて「腫れない・出血しない」ことも多く、気づかないうちに重症化してしまうことがよくあります。
◆ 歯周病が進むとどうなるの?
歯周病は、歯を支える骨が溶けていく病気です。初期には自覚症状が少ないため、「気づいたときには歯がグラグラして抜けそうだった…」というケースも少なくありません。
一度溶けてしまった骨は、なかなか元には戻りません。
つまり、歯周病は予防がなにより大切な病気なのです。
◆ 禁煙のメリットはお口にもたくさん!
禁煙すると、体の健康だけでなく、お口にもたくさんの良い変化があります。
・歯ぐきの血流が改善され、健康的なピンク色に戻る
・歯周病の進行が止まりやすくなる
・口臭が改善される
・歯の着色が減り、白くなる
・インプラントや歯周病治療の効果が出やすくなる
歯ぐきはとても正直です。禁煙を始めて1〜2週間ほどで変化が現れはじめ、数か月もすれば見違えるように改善するケースもあります。
◆ 歯ぐきと向き合う第一歩を
「歯ぐきを健康に保ちたい」「将来、自分の歯を残したい」と思っている方には、ぜひ禁煙をおすすめしています。
喫煙を続けていても、歯科の治療はもちろん受けられます。ただ、「治療の効果が十分に出にくい」「再発しやすい」という現実があるのも事実です。
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
◆ 最後に
タバコは習慣であり、やめるのが難しいこともよく理解しています。だからこそ、まずは「知ること」が大事な第一歩です。
歯周病とタバコの関係を正しく知り、ご自身のお口の健康と向き合ってみませんか?
私たちも、皆さんの健康を守るパートナーとしてしっかりサポートしていきます!
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。
静岡駅前歯科クリニック
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