
タバコと全身への影響
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10/15(水)は午後休診となります。何卒宜しくお願...
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ブログ
BLOGみなさんこんにちは!
静岡駅前歯科クリニックの湯本です。
6月に入り、今年もいよいよ折り返し地点ですね。
年々、時の流れがどんどん早く感じられるようになってきました…!
少し早いですが、上半期おつかれさまでした♡
これから迎える下半期も、お口の健康を保ちながら一緒にがんばっていきましょう!
さて、歯並びって本当に「遺伝」だけでしょうか?
「歯並びは遺伝だから仕方ない」と思っていませんか?
実は最近、歯並びの悪さは「口腔機能発達不全症」が大きく関係していることが分かってきています。
「口腔機能発達不全症」とは?
これは、生まれつきの障害がないお子さんで、舌や口のまわりの筋肉がうまく発達していない状態を指します。
この状態が続くと、「噛む」「飲み込む」「話す」「呼吸する」などの基本的な機能にトラブルが起きやすくなり、結果的に歯並びにも大きな影響を与えるのです。
主な原因はこの3つになります。
1. 乳児嚥下(原始反射)の残存
2. 口呼吸
3. 低舌位(舌の位置が低い)
これらは相互に影響し合い、悪循環を引き起こします。
放っておくと起きる影響が、
▶ 食べる機能への影響
・しっかり噛めず、偏食や早食いになりやすい
・栄養が偏って、痩せや肥満の原因に
・舌をうまく使えず、飲み込みが難しくなる
▶ 話す機能への影響
・発音が不明瞭に
・口が常に開いている
・3歳を過ぎても指しゃぶりや唇を噛む癖が続く
・舌小帯に異常がみられることも
▶ 呼吸への影響
・口呼吸による口腔乾燥
・虫歯・歯周病のリスク増
・風邪をひきやすくなったり、集中力が低下することも
予防には「離乳食期」がカギになります!
口腔機能発達不全症を防ぐためには、離乳食期にしっかりと「成人嚥下」へ移行することがとても大切です。
離乳食期のチェックポイント
初期(5〜6ヶ月)
原始反射が消えてきたら離乳食スタート!
→ 口を閉じ、舌が唇の中に入っているかを確認。
中期(7〜8ヶ月)
舌を上に動かして食べ物を潰し、飲み込む練習。
→ スプーンは下唇にそっと置き、上唇で取り込むように促しましょう。
後期(9〜11ヶ月)
奥歯の歯ぐきでモグモグ!
→ 足が床についている姿勢で座ると噛む力が入りやすくなります。
完了期(12ヶ月〜)
手づかみ食べで手と口の連携を育て、脳の発達もサポートします。
18ヶ月ごろは乳児嚥下から成人嚥下への切り替えが完了する時期です。
・口呼吸になっていない?
・舌が前に突き出ていない?
・食べ物を丸のみしていない?
この頃にはこの3つをチェックしてみてください!
歯並びだけでなく、全身の健康にも影響するお口の発達。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください!
静岡駅前歯科クリニック
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〒420―0857
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