ユニバーサルプレコーション（標準予防策）について

　こんにちは！静岡駅前歯科クリニック、歯科衛生士の寺本です。

　今年も残すところあと1週間となり、ますます寒さと乾燥が厳しくなってきましたね。風邪やインフルエンザなどに注意してお過ごしください。

　さて、今回は当院の感染症対策についてお話します。皆さんは「ユニバーサルプレコーション（標準予防策）」という言葉を知っていますか？従来の感染症対策は感染症に感染している患者様にのみ予防策を講じるものでした。しかし、それでは病原体が潜伏中の方や、自覚症状のない方は取りこぼしてしまいます。感染で怖いのは、患者様に感染してしまうことは勿論ですが、私たちスタッフが感染し、感染源になってしまうことです。歯科は他の診療科と比べ、口腔内を診、治療するため、唾液・出血を介して感染するリスクが圧倒的に高いです。

　そこで、「ユニバーサルプレコーション（標準予防策）」が重要になってきます。

　これは、すべての患者様の唾液や血液、排泄物は感染の可能性があるものとして取り扱うという考え方です。当院では患者様ごとに使用する器具の滅菌・消毒、エプロン、コップ、手袋や注射針などは廃棄、ユニットチェア（診療台）も清拭、消毒を徹底しています。

　皆様が安心して通院できるような環境作りをスタッフ一同心掛けています。何か相談、質問があれば遠慮なさらず、お近くのスタッフにお声がけください。お待ちしております。

静岡駅前歯科クリニック
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