投稿日：2020年07月25日カテゴリ:院長・スタッフブログ

口臭について

こんにちは。静岡駅前歯科クリニックの吉田です。
晴の日も増えてきて、いよいよ梅雨も明けそうですね～

では、今日は口臭についてお伝えしていきます。皆さん、様々な場面で口臭が気になったことはありませんか？
ではその口臭の原因は何でしょうか？
まず口臭には「生理的な口臭」と「病的口臭」の2種類があります。
生理的口臭とは、誰にでもあり、寝起きなどにある一時的な口臭のことです。これは、朝ご飯を食べたり、歯磨きをしたりすれば自然と気にならなく口臭です。
問題は、強いにおいを持続的に発する病的口臭の方です。、歯周病などのお口の病気とお口とつながっている耳鼻咽頭の病気、内臓などの体の病気が考えられます。
においの主犯は、口の中の細菌です。細菌のうち、特に歯周病菌などの酸素を嫌う菌（嫌気性菌）が腐敗臭を伴うにおい物質を生み出します。彼らが唾液や血液、剥がれ落ちたお口の粘膜、食べかすに存在するたんぱく質を分解したときに、揮発性の硫黄化合物すなわち口臭の原因物質である硫化水素（卵が腐ったようなにおい）メチルメルカプタン（玉ねぎが腐ったようなにおい）、ジメチルサルファイド（生ごみのようなにおい）を出すのです。
そのほかににおいの元となるのが、たまったプラークや舌の汚れです。
歯はしっかり磨いていても、舌のお掃除を意外と忘れてしまう方が多いのではないでしょうか？？
この舌にたまっている汚れのことを「舌苔」といいます。舌苔とは、読んで字のごとく舌の表面を苔のように覆っている汚れです。じゃあこの汚れをごしごし落としていいかといいうとそうではないのです。ごしごしと磨いてしまうと舌を傷つけて、出血による口臭が生じたり、味覚に影響してしまいます。
舌のお掃除には舌ブラシがおすすめです。
使い方は、舌を傷つけないよう、やわらかめのブラシで、力をいれずに表面をなぞるように動かします。ブラシを動かす方向は奥から手前です手前から奥に動かすと、汚れを舌の奥に追いやってしまいますので気を付けてくださいね！舌はデリケートですので、磨きすぎには注意して下さい。うっすら舌苔がついている程度なら、綿などの不織布で拭うだけでも大丈夫です。
洗口液との併用も効果があるのでぜひ試してみてくださいね！

それでも気になる方や悩んでる方はご気軽にご相談ください。