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ブログ
BLOGこんにちは!
静岡駅前歯科クリニックの歯科衛生士の内野です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
ゴールデンウイークも終えて、すっかり5月病患者となった私は、どうにかこうにか休み明けの体を動かしております。
最近熱くなってきたせいか、お風呂上りに冷たいアイスを食べるようになったのですが、そうなってくると生じる悩みが、あのキーンと歯がしみる現象です。
知ってる方も多いと思いますが、知覚過敏です。
「あー!分かるー!!」という声が聞こえてきそうですが、この多くの人を悩ませている知覚過敏という症状。
皆さんはどうして知覚過敏は、むし歯でもないのに歯がしみるような症状が起きるのか知っていますか?
そして、どうして知覚過敏になってしまうのか知っていますか?
今日はそんな話題について書いていこうと思います。
「知覚過敏」という名前の通り、歯が刺激に対して過剰に敏感になっている状態を言います。
どういうことかというと、知覚過敏があるという方でも、すべての歯がそうというわけではないと思います。
どこか一部の歯がしみるのではないでしょうか?
それは、しみる歯と、しみない歯には違いがあるからです。
知覚過敏の歯のほとんどが、根っこの面がわずかに露出しています。
しみているのは、その根っこの面なのです。
歯の根っこの面には小さな穴が無数に空いています。
もちろん目には見えないような極々小さな穴です。
その穴は、歯の中心に向かって管状に伸びており、歯髄といわれる歯の神経に繋がっているのです。
外部から根っこの面に与えられた刺激は、その管の中を通って歯髄へと伝達され、それがあの、「キーン!!」という痛みになるのです。
刺激というのは、冷たいものや、風、歯ブラシなどが多いですね。
では、根っこが露出してしまう原因は何なのでしょうか?
原因は様々です。
共通しているのは、歯ぐきが下がってしまうということです。
例外的なところで、歯の挺出による根面の露出というものも考えられるのですが、一般的には歯ぐきが下がってしまい、隠れているはずの根っこの面が出てきてしまうことが原因といえます。
歯ぐきが下がってしまう理由としてはいくつか考えられます。
歯周病によるもの、歯ブラシ圧が強すぎる、歯周外科治療を行った、不適切なかみ合わせによる外傷、歯ぎしりや食いしばりによる外傷、加齢、喫煙、その他全身的疾患によるもの等です。
これら理由がいくつか合わさっている場合もあれば、何か1つの理由で生じている場合もあります。
残念ながら、下がってしまった歯ぐきは戻すことが難しいのですが、それ以上歯ぐきが下がらないように対策をすることはできます。
歯周病を早く治す、正しいブラッシング方法を学ぶ、歯ぎしりや食いしばりに対策をする、かみ合わせを直す、全身的疾患の治療をする、禁煙をする等、いくつか対策ができますので、知覚過敏がある人は、近くの歯医者さんでできることはないか教えてもらうといいですね。
また、知覚過敏に対しての処置方法もいくつかあります。
しみ止めの薬を塗る、詰め物をする等、症状や状態によって選択することが出来ます。
原因・対策と合わせて相談してみてください。
もちろん当院でも知覚過敏に対する治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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