知覚過敏の原因わかってますか？

皆さんこんにちは

静岡駅前歯科クリニックです＾＾

10月に入り、今年も後３ヵ月を切りました。

皆さんは2024年の目標をどのくらい達成できましたか？

私は断捨離する目標をまだ達成できていません…

今年中に何とか頑張ろうと思います！

今週は知覚過敏についてお話していこうと思います。

知覚過敏と言えば、歯がキーンとしみる症状ですよね。

知覚過敏は象牙質の露出が主な原因と言われています。

歯はツルっとしているように見えますが、小さな穴が沢山開いています。

そしてその小さな穴には、沢山の管が通っており、栄養が象牙質に送られています。

この管を象牙細管と呼びます。

歯ぎしりなど様々な影響でエナメル質がすり減ることで、象牙細管が露出してしまいます。

象牙細管から刺激が加わることで、歯髄液の動きが活発化し、痛みとして知覚されます。

刺激は、冷熱・甘味・歯ブラシ・細菌などがあり、どのタイミングで痛みを感知しているか分かりづらいこともあります。

あまいものは砂糖の濃度勾配を相殺するために、歯髄液を出すスピードが速くなるためより痛みを感じるとされています。

しみる＝知覚過敏と決めつけ、歯科に受診しない方も多くいらっしゃいます。

しかし、しみる原因は他にもたくさんあります。

歯周病、歯のすり減り、くさび状欠損、歯のひび割れ、酸蝕症、むし歯の再発などの歯のトラブルです。

・歯周病では、歯の周りの骨が減り歯茎が下がってくるため、歯の根の象牙質が露出することで染みる症状が出てきます。

・歯みがきが強く歯が削れたり、歯ぎしりで歯が削れ、象牙質が露出してしまうことが有ります。

・強い噛みしめによっておこるとされるくさび状欠損では、３～４割の方が知覚過敏だと言われています。

・マイクロクラックとよばれる目に見えないひび割れが起こっている場合も、しみる症状がでますし、放置すると歯が割れ歯を失うリスクが高くなります。

・酸蝕症は字の通り、酸っぱい食べ物や飲み物の摂取で歯が溶けてしまうものになります。

・過去の虫歯で詰め物をした部位にむし歯が再発し、しみる症状が出てくることもあります。

上記のようなトラブルは歯医者さんでの治療が必要です。

特にトラブルがなく知覚過敏が起こっている時は、食生活の改善と歯磨きで経過観察することもあります。

しみるから知覚過敏だろうし、放っておかず専門家にぜひ相談してみて下さいね

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