虫歯じゃないのに歯が溶ける⁉

こんにちは！静岡駅前歯科クリニックの尾上です。

一気に気温が下がり冬本番ですね！
イルミネーションやクリスマスなど楽しみな行事がたくさんある季節なので今からわくわくしています。最近院内もクリスマスの装飾にチェンジしました！
とってもかわいいので当院にきたらぜひチェックしてみてください！

さて、今回は「酸蝕症」についてお話ししたいと思います。
歯の表面はエナメル質というとても硬い組織でできています。このエナメル質は人体で最も硬いといわれるほどの硬さですが、強い酸に触れることで徐々に溶けてしまうんです！
この”酸”によって歯の表面のエナメル質が溶けてしまうことを「酸蝕症」といいます。

［症状］
・冷たいものがしみるなどの知覚過敏
・噛みにくい
・歯が全体的に薄くなる
・詰め物や被せ物が外れやすくなる

歯が溶ける原因となる”酸”ですが、意外と皆さんの身近にある飲食物が原因となることが多く、気づかないうちに酸蝕症になっている方も多くいます。
［身近な飲食物で酸蝕症の原因になるもの］
・お酢
・レモンやグレープフルーツなどの柑橘類
・炭酸飲料
・ドレッシング
・ワイン
など

お酢やフルーツなど、普段健康のために食べたり飲んだりしているものが実は歯にとっては悪影響を及ぼしていることもあるんです！

他にもビタミンCなど酸性のサプリメントを服用していたり、逆流性食道炎などの胃酸によるもの、仕事などで酸性のガスを使用しているなど歯が酸にさらされることで酸蝕症になってしまいます。

・飲食した後は歯磨きする

酸蝕症に関してご相談があればお気軽にお電話下さい。

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