こんにちは!静岡駅前歯科クリニック歯科衛生士の井上です(^^)最近は暖かくなったり寒くなったりと気温の変化が激しいので体調にはお気を付けください!最近寒いので、温かい飲み物を熱いうちに飲みたくて勢いよく飲んだら唇や舌が火傷してしまったので、火傷にも気を付けてくださいね。
今回は舌についてお話ししたいと思います。
みなさん普段、舌の正しい位置は知っていますか?舌が前歯に当たっていたり下に置いていたりしませんか?実は間違っているかもしれません。私も昔は間違っていました。普段から舌の位置を意識しなくても正しい位置に置くことはとても大切です。
舌の位置が悪いと起こることはいくつかあります。
人は飲み込むという動作を一日で数千回ほど行っています。舌が歯を前へ押す力は歯列矯正でかける力よりも大きく、舌の位置が正しくないことで出っ歯・受け口・開咬など歯並びの悪化につながります。また、歯は顎の骨や、頬や舌の筋肉に囲まれており、これらがバランスよく機能することでお口の中が正しく機能します。低舌位という舌が低い位置にある状態だと
①上顎が狭くなるため歯並びが悪くなる
②サ行タ行などの発音がしにくい
③舌の筋力が下がる
④顎の位置が変わる
⑤気道を狭くして口呼吸になる
⑥睡眠時無呼吸症候群になる場合もある
このような悪影響を及ぼすことがあります。それにより口がポカンと開いてしまうのです。お口が開いていると口の中が乾き、細菌が付着しやすくなってしまったりと悪循環です。
この低位舌の改善をするのがMFTなのです!
MFTとは口腔筋機能療法のことで舌の正しい動きや、正しい口のまわりの筋肉の動きを覚えさせ、その筋肉の位置を習慣化し、正しく機能させる訓練のことです。舌の正しい動きや、舌や口の周りの筋肉を正しく使うトレーニングというのはとても重要なのです!MFTのトレーニングはとても難しくスタッフの中でも元々はできなかった人もいます。しかし何度も練習をすることによって筋肉が鍛えられできるようになりました!
舌の位置というのはとても大切で基本となのでみなさん確認してみてください!
舌の正しい位置は、歯の先を上の前歯の少し後方にあるスポットに置き、舌が上顎全体にあたっている状態です。
この時、舌を上の前歯にあててしまうと、上の前歯が前の方に押し出されてしまうため、注意してください。舌のスポット今まで違ったなという方はぜひ今日から意識してみてください!意外と難しいですよ^ ^
歳を重ねると舌の筋肉は少しずつ衰えてきやすいです。舌の筋肉が衰えると飲み込みにくくなってしまったり発音しにくくなったりそれにより誤嚥性肺炎につながったりしてしまいます。舌の筋肉が衰える前から鍛えておき、歳を重ねても体だけでなくお口の中も健康を保てるように今から予防していきましょう!時代は予防です!
また、舌の位置だけでなくお口の周りの筋肉を鍛えることも必要です。子供はもちろん大人になってからでもMFTは大切です。当院では子供にも大人にもMFTを実施しているので興味があればお声がけください♪
静岡駅前歯科クリニック
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