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BLOGこんにちは!静岡駅前歯科クリニックの市野です!
8月も下旬となり、まだまだ暑い日が続いておりますがお体にお気をつけてお過ごしください^^
さて、今回はがん治療と歯科についてご紹介します!がん治療と歯科にどんな関係があるの?と思う方も多いかと思います!現在、日本人が生涯でがんになる確率・がんで死亡する確率はそれぞれ、男性が63%と24%女性が48%と15%と言われています。つまり2人に1人は何らかのがんになり、男性では4人に1人、女性では7人に1人はがんが原因で亡くなっていることになるのです。近年では治療方法もめざましく進歩していると同時に、がん治療が強力になったため、手術による抗がん剤治療、放射線の際に起こり得る肺炎などの合併症や口内炎などの副作用ときに治療の継続を難しくすることがあるのです。こうした合併症や副作用を抑え、長期にわたるがんとの闘いを少しでも楽に進めて治療を完遂させるには、歯科が大きな助けとなるのです。では、がん治療が始まる前に必要なお口のケアとは何なのか、説明します。
1 お口の中の検査
大きなむし歯や歯周炎などがん治療によりトラブルになる治療が必要な歯はないかのチェックが必要になります。
2お口のクリーニング
お口の中の細菌感染を予防し、治療時のトラブルを軽くします。
細菌を減らすためにお口の中の歯石やプラークをきれいにすることが大切です。
3ご自身での歯磨き
クリーニングが終わったら、その状態を保つためにいまのお口の状況にあった歯磨きをすることが必要です。きちんと歯磨きができていないと、細菌は繫殖してしまいます。ご自身が受けた歯ブラシ指導できちんと歯を磨くことが大切です。
この3つがん治療前に必要なケアになります。
[がん治療に歯科がどのような助けになるのか?]
がん治療時におこる合併症や副作用を減らすのに歯科受診が助けになります。がんの手術は多くの場合、全身麻酔で行います。このとき人工呼吸用のチューブを入れるためその際、歯が折れたり抜けるのを防いだり、手術後の肺炎や口や喉食道がんによる合併症、傷口の細菌感染を防ぐために歯科治療が重要となるのです。また食事摂取の面から回復を支援するのです。
がん治療の歯科による大切さがわかったかと思いますが、お口の中でもがんはおきます。お口の中にできる悪性腫瘍を口腔がんといいます。
がん全体の1~3%程度と決して多くはありませんが、あまり知られていないため進行するまで放置されることが多く亡くなる方が増えてきています。
口腔がんによる死亡率は35.5%といわれています。
当院では口腔がん検診を行っています。お口の中で気になることはありませんか?
もしかしたら口腔がんかも知れません!口腔がんの早期発見や、異形成段階(がんになる前の状態)を早期発見し治療するために、お口の中を専用光学機器を用いてチェックいたします!
!※口腔がんの主な原因(症例から)・生活習慣(喫煙、飲酒等)・歯列不正(歯並びが悪い)、義歯不適(入れ歯が合わない)・う蝕(むし歯)・歯周病、詰め物・被せ物不適・舌小帯付着異常(舌の裏の紐のような部分が短い方は要注意)・アマルガム(金属の詰め物)・口内炎(10日くらい経過しても治らない場合は要注意)・歯列不正(歯並びが悪い)、義歯不適(入れ歯が合わない)・HPV(ウィルス)、など当てはまる方は口腔がんかも知れません。
口腔がんは早期発見が大切です。
口腔内で気になるところがある方はスタッフにお気軽にお声かけください!
口腔がん検診に関してご相談があればお気軽にお電話下さい。
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