パタカラ体操でお口を鍛えましょう！

みなさん、こんにちは！静岡駅前歯科クリニックの大石です。

最近は大雨が降ったり、真夏のように晴れたりと天気の移り変わりが激しいですね…。

とはいえ、7月も後半に入り梅雨明けの時期が近づいてきていますので、夏バテに気を付けていきましょう！

さて、今回はお口の筋を鍛えるパタカラ体操についてお話します。

歳を重ねると、全身の筋肉が弱くなっていくように、お口や舌も加齢に伴って筋肉が弱まっていきます。お口の筋肉が弱まっていくと、食べ物を噛んだり、飲み込んだりする力も弱くなってしまうのです。

食事をするなら、いつまでも美味しく食事ができるようにしたい！と思いませんか？

そんなときに効果的な体操がパタカラ体操になります！

パタカラ体操は「パ」「タ」「カ」「ラ」の4つの音を発音することによって、お口や舌の筋肉を鍛え、食べたり飲み込んだりする機能の衰えを予防することができます。

やり方は以下の3つがあります。

１．「パ」「タ」「カ」「ラ」のように１音ずつ発音する。

２．「パパパ…」「タタタ…」「カカカ…」「ラララ…」のように連続して発音する。

３．「パ」「タ」「カ」「ラ」の音を含む文章を発声する。

パタカラ体操のポイントとして、「パ」「タ」「カ」「ラ」の4つの音を発音する際は、それぞれ以下のことを意識してみましょう。

「パ」…食べ物を口からこぼさないように唇を閉じる力を鍛えます。唇をしっかり閉じてから破裂させるように発音しましょう。

「タ」…舌で食べ物を押しつぶす力を鍛えます。舌を上あごにしっかりとくっつけてから発音しましょう。

「カ」…食べ物を誤嚥せずに飲み込む力を鍛えます。のどの奥に力を入れ、のどの奥を閉めて発音しましょう。

「ラ」…食べ物を飲み込みやすいようにまとめる力を鍛えます。舌を丸め、舌の先を上あごにつけるようにして発音しましょう。

発音する際は、ハッキリと大きな声を出すように心がけましょう！

食事の前に、各１０回程度行うと効果的です。

パタカラ体操は、噛む力や飲み込む力を鍛えるだけでなく、唾液の分泌の促進や、口腔乾燥の防止、いびきや歯ぎしりの改善といった効果も期待できます。ぜひ、やってみてくださいね！

お口の体操は継続的に行うことが大切です。最初は慣れないものですが、頑張って続けてみてください！

また、当院では５０代・６０代以降の方を中心にお口の機能に関する検査をご案内しております。

「最近、食事がしにくくなった…」「滑舌が悪くなった」などお口に関して気になることがございましたら、気軽にスタッフまでお声掛けください！

静岡駅前歯科クリニック

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