虫歯や歯周病からお口を守る静岡駅前の歯科医院
〒420-0857 静岡県静岡市葵区御幸町6-11 イチセビル5F
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BLOGこんにちは!
静岡市にある歯医者
静岡駅前歯科クリニック歯科衛生士の池田です。
9月に入り、風が少し秋の気配を感じさせていますが日中はまだまだ残暑が厳しいですね。
朝晩と日中の温度差に体調を崩さないように気をつけて過ごしていきましょう!
今日は酸蝕歯(酸蝕歯)についてお話ししたいと思います。
酸蝕歯は虫歯、歯周病に続く歯の病気として注目されています。
初めて耳にする病気だと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、酸蝕歯は日本人の4人に1人が罹患しているというデータもあります。
鏡でお口の中をのぞいた時に、
歯が透けて薄くなっているところはありませんか?
象牙質が透けて歯が黄ばんで見えるところはありませんか?
虫歯がないのに歯が染みることはありませんか?
それらの症状は酸蝕歯のサインである可能性があります。
歯の表面のエナメル質は虫歯菌が作る酸はもちろん、食品の酸にも弱い特徴があります。
酸蝕歯とは、酸性の食品や飲料によって歯の表面であるエナメル質が溶けて痛んでいる状態のことを言います。
酸性度の高い食品によってお口の中のpHが5.5以下の酸性になると、酸に弱いエナメル質が溶け始めてしまいます。
健康や美容に良いからとお酢を使ったドリンクを飲んだり、ビタミンC摂取のために柑橘類を多く食べている方は要注意です。
炭酸飲料やスポーツドリンクなども炭酸やクエン酸などで酸性度が高いうえに糖質も入っていて、虫歯、酸蝕歯どちらの観点から見ても歯に良くないドリンクの代表です。
酸性度の高い食品や飲料のpHは、下記の通りです。
レモン 2.1 コーラ 2.2 栄養ドリンク 2.3〜2.5
黒酢飲料 3.1 スポーツドリンク 3.5 みかん 3.6
赤ワイン 3.8 ビール 3.9〜4.3 醤油 4.7
酸蝕歯を防ぐためには、
・酸性度の高い食品や飲料を摂取しすぎない
・酸性度の高い食品や飲料を摂取した時は、長時間お口の中にためず、摂取後には速やかにうがいをする
・酸性度の高い飲料を摂取する時は、エナメル質に触れないようにストローを使用する
などに気をつけると良いと思います。
また酸性度の高い食品や飲料の他に、胃液が逆流する逆流性食道炎も酸蝕歯のリスクになります。
レモンのpHは2.1ですが胃液はそれよりも酸性度の高いpH1〜2だからです。
胸やけ、げっぷ、口の中が酸っぱく感じるなどの症状がある場合は、内科や胃腸科、消化器科などの医療機関への受診をおすすめします。
虫歯対策として砂糖の摂取の仕方に気をつけている方は多いと思いますが、今後は酸性の食品や飲料の取り方にも気をつけていきましょう!!
酸蝕歯について気になることがある方は是非ご相談下さい。
静岡駅前歯科クリニック
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